四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
サラシナショウマ(晒菜升麻)
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学  名 Cimicifuga simplex
別  名
分  類 多年草、キンポウゲ科 サラシナショウマ属
原産・分布 北海道・本州・四国・九州に分布。山地の落葉樹林下や、草地に自生する。
特  長 根茎は升麻(ショウマ)という日本薬局方に収録された生薬で、解熱、解毒、抗炎症作用がある。 葉 は2〜3回3出複葉。小葉は長さ3〜8cmで先の尖った卵形で不ぞろいの鋸歯があり、3深裂する。茎の先に15〜30cmの穂状花序を出し、柄のある白い小さな花を密につける。 花弁は3個だが花弁や萼は早落性。雄しべは多数。雌しべは2〜8個で柄がある。両性花と雄花があり、雄花には雌しべがない。果実は袋果で、密集につき、1つの長さは1 cmほどのやや扁平で歪んだ楕円形をして、 先端の横には花柱が突起状に残る。果実は秋から初冬に熟して、袋果の上部か開裂して、中に3個ほどある種子を落とす。
花  期 8ー9月
名前の由来 若芽を茹でて、水にさらして山菜として食したことに由来する。

撮影:2009/9/17 撮影:2009/9/17 撮影:2012/10/4 撮影:
撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3
撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3 撮影:2013/10/3