四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
サワオトギリ(沢弟切)
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学  名 Hypericum pseudopetiolatum
別  名
分  類 多年草、オトギリソウ科 オトギリソウ属
原産・分布 本州、四国、九州、沖縄に分布。日当たりのいい山野の湿原、水辺、耕作放棄水田、水田脇などに自生する。
特  長 草丈15〜40cm。  茎は叢生し、多数分枝する。  葉は対生し、倒卵形〜長楕円形で、長さ3〜3.5cm。先は円頭または鈍頭で、 基部は狭まって 柄のようになって茎につく。葉には多数の大きな明点が入り、ふちには黒点がある。裏面は白色を帯びる。  花は茎頂や枝の先に2出集散花序となり、黄色で径約1cm。花弁は倒卵状長楕円形で長さ3.8〜6mm、花弁と萼片には明点と明線が入る。雄しべは少なく、花柱は長さ1.3〜2mm、子房より著しく短い。  果実(刮ハ)は円くて大きく、長さ5〜8mm。 オトギリソウ や イワオトギリ より背丈が低く、10〜30cm程度しかない。また葉も丸く、かなりひ弱な感じがする。
花  期 7〜8月
名前の由来 沢沿いや河原に生えるオトギリソウと言う意味から。

撮影:2013/7/13 撮影:2013/7/13 撮影:2013/7/13 影:2013/9/13
影:2013/9/13