四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
シロツメクサ(白詰草)
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学  名 Trifolium repens
別  名 シロクローバー
分  類 多年草、マメ科 シャジクソウ属
原産・分布 ヨーロッパ原産。人里・田畑から市街地まで幅広い環境に適応しているが、特に空き地や田畑まわり、芝生やグラウンドに多く生える。
特  長 茎は地をはって長くのびる。葉は3小葉、ときに4小葉からなり、葉柄は長さ5〜15cmと長い。小葉は長さ1〜2.5cm、幅0.8〜1.8cmの広倒卵形で、表面 に斑紋があるものが多い。長さ約1cmの白い蝶形花が30〜70個集まって球状の花序をつくる。花には短い柄があり、受粉すると外から順に垂れる。豆果は花のあとも残る花弁と萼に包まれている。
花  期 5-8月
名前の由来 江戸時代に渡来したガラス製品(ギヤマン)が割れないように衝撃緩衝材として乾燥させたクローバーを箱の詰め物に使っていたため、白い花の詰草ということでシロツメクサと呼ばれるようになった。

撮影:2012/6/3 撮影: 撮影:2012/6/11 撮影:2017/5/24