四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ソウシシヨウトチバニンジン(想思子様栃葉仁参)
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学  名 Panax japonicus f. dichrocarpus
別  名 和名: 想思子様栃葉仁参/生薬名:竹節人参(ちくせつにんじん)
分  類 多年草、ウコギ科 トチバニンジン属
原産・分布 北海道〜九州に分布。山地の林内に生育する
特  長 丈は50-80cm。赤い果実を付けるトチバニンジンの変種で、果実期以外は区別できない。根茎は白色で節がある。葉は小葉が5個の掌状複葉 、茎頂に3-5個の葉を輪生し、長柄がある。小葉は倒卵形で質が薄く、先が尖り、縁は鋸歯がある。短い小葉柄を持つ。1本の長い花茎を真っ直ぐ立ち上げ、球状の散形花序に多数の花を付ける。花は径約3o、 淡黄緑色で花弁5個、雄蕊5個。花柱2個。果実は径約6o、赤く熟し先端は黒くなる。
【引用:「野山の草花・木々の花」植物検索図鑑】
花  期 6-8月
名前の由来 栃葉仁参(トチバニンジン)は、葉がトチノキの葉に似ることから、想思子様(そうししよう)の想思子(そうし)とは、 マメ科のトウアズキの種子のことで、アフリカ、インド、台湾などで生産する生薬のことで、煎液は洗眼薬として用いられる種子が似ていることから、ソウシシヨウトチバニンジンの名になったという。

撮影:2012/8/19 撮影:2015/7/12 撮影:2015/7/12