四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
スイバ(酸葉)
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学  名 Rumex acetosa
別  名 ギシギシ、スカンポ
分  類 多年草、タデ科 ギシギシ属
原産・分布 北海道〜九州に分布。やや湿った場所を好み、日当たりの良い野原や田畑、道端、あぜ道、土手、空き地など人里近くに、小規模な集団をつくってふつうに自生する。
特  長 太くて短い根茎がある。冬の間は、葉は矢じり型でロゼット状に地面に広がっており、赤紫色を帯びるものが多い。春になって温かくなると、 赤みを帯びていた葉は緑色に変化する。やがて茎が伸びると、草丈は30 - 100cm で]、ふつう60 cm前後になる。茎は円柱形で赤紫色を帯び、直立する。根生葉は5 - 10 cmの長い柄があり、披針状長楕円形で長さは10 cm。上部につく葉は、短い柄があるか無柄で互生し、広披針形で付け根は矢尻型になり、基部は鞘状で茎を抱く。花期は初夏から夏にかけて(5 - 8月)。雌雄異株で、 雄株は黄色っぽい淡紫色の小花、雌株は淡紅紫色の小花を穂状に咲いて目立つ。茎の先に総状花序を円錐状に出して、直径3mm ほどの小花がたくさんつく。雄株にある雄花は風で花粉を運ぶ風媒 花で、大きな雄しべがぶら下がっていて、風に揺れながら花粉を飛ばす。一方、雌株の雌花に見られる房状のものは柱頭で、花粉を受け止めるために細く分かれている縮れた感じの雌しべを花の外に出している。 食用にもされる若葉のころには、雄なのか雌なのか、株を見分けることはできない[14]。花が終わると、雌株には団扇を連想させる小さな果実を多数つける。果実の団扇のような翼状のものは、内萼片が 大きくなったものである。果実はピンク色を帯びていて、3個の翼状の萼がつく。春先の新芽は茹でてから水にさらし、お浸し、和え物、煮物として食べられる。又、伸び始めた若い茎はそのまま食べることもできる。秋に地上部の茎葉が枯れ始めたころに、根茎や根 を掘り上げて水洗いしたものを、3-5mm ほどの厚さで輪切りにしたもの、酸模根(さんもこん)という名の生薬。
【引用:ウイキペディア】
花  期 5-8月
名前の由来 茎や葉を口に入れて噛むと酸っぱいことから・・

撮影:2013/4/14 撮影:2013/4/28 撮影:2013/5/17 撮影:2013/5/17
撮影:2013/6/6 種子  撮影:2013/6/6 種子