四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
スミレ(菫)
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学  名 Viola mandshurica
別  名
分  類 多年草、スミレ科 スミレ属
原産・分布 北海道〜屋久島に分布。人家付近から丘陵まで日当たりのよいところにふつうに生える。
特  長 柄を伸ばして濃い紫色の花をつける。 花径は2センチくらいの5弁花である。 花びらの大きさは同じではなく、 下の1枚(唇弁)が大きい。 唇弁の真ん中は白く、紫色の筋が入る。 上の2枚を上弁、左右の2枚を側弁という。 側弁のつけ根の部分には毛が生えている。 唇弁の奥には距(花冠のつけ 根が後ろに飛び出たもの)がある。葉はへら形で、先が丸い。 葉の柄には翼がある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花  期 4-5月
名前の由来 花の形状が墨入れ(墨壺)を思わせることによる。

撮影:2015/5/7 撮影:2015/5/7 撮影:2014/4/29 撮影:2012/4/17