四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ススキ(薄/芒/尾花/茅)
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学  名 Miscanthus sinensis
別  名 カヤ(萱、茅)、オバナ(尾花)
分  類 多年生草本、イネ科 ススキ属
原産・分布 日本全土に分布。日当たりの良い山野に生息している。
特  長 秋の七草の一つ。高さは1から2m。地下には短いがしっかりした地下茎がある。そこから多数の花茎を立てる。葉は細長く、 根出葉と稈からの葉が多数つく 。また、ケイ酸を多く含むため堅く、縁は鋭い鉤状になっているため、皮膚が傷つくことがある。夏から秋にかけて茎の先端に長さ20から30cm程度の十数本に分かれた 花穂をつける。花穂は赤っぽい色をしているが、種子(正しくは穎果・えいか)には白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなる。種子は風によって飛ぶことができる。花穂はオギ(荻)に似ているがス スキは株立ちになっており区別できる。かつては「」(かや)と呼ばれ、農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かった。
【引用:ウイキペディア】
花  期 8−10月
名前の由来 すくすくと良く育つので「スクキ」が「ススキ」になったと言われている。漢字は「薄」だが、漢名は「芒」。万葉集の秋の 七草に歌われている「尾花」は、ススキの別名で、穂の姿が狐の尻尾に似ていることから名付けられた。

撮影:2015/7/26 撮影:2015/7/26 撮影:2015/7/26 撮影:2015/7/26