学 名 |
Imperata cylindrica |
別 名 |
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分 類 |
多年草、イネ科 チガヤ属 |
原産・分布 |
北海道から琉球北海道から琉球列島列島に分布。日当たりのよい丘陵地、原野、草地、野山にごく普通に見られ、道端や畑、
公園、空き地など草刈りが良く行われる場所にも出現する。河原の土手などでは、一面に繁茂することがある。 |
特 長 |
地下に白くて節が目立つ地下茎が横に長く這い、細根を出して繁殖し、所々から少数の葉をまとめて出す。噛むと甘みがある。 葉はほとんど真っすぐに立ち上がり、高さは30
- 80cm程になる。イネに似たような葉には細くて硬い葉柄があって、その先の葉身はやや幅広くなり広線形で硬い。葉の裏表の差はあまりない。葉の縁はざらつくがススキほどではない。地上に
は花茎以外にはほとんど葉だけが出ている状態である。葉は冬に枯れるが、温暖地では残ることもある。この時期、葉は先端から赤く染まるのが見られる。
花期は初夏(5 - 6月)で、葉が伸びないうちに葉の間から花茎を伸ばして、赤褐色の花穂を出す。この花穂を抜き取ってしゃぶり、噛むと甘みがある。穂は細長い円柱形で、葉よりも花穂は高く
伸び上がり、花茎の上部に葉は少なく、ほぼまっすぐに立つ。小穂は基部に白い毛がある。花は小さく、銀白色の絹糸のような長毛に包まれて花穂に群がり咲かせ、褐色の雄しべがよく目立つ。果期の熟
した穂は、綿のようにほぐれて、種子(果実)はこの綿毛に風を受けて遠くまで飛ばされる。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
5月に白銀色の花穂をつける |
名前の由来 |
チガヤ(千萱)の「チ」は千を表し、多く群がって生える様子から、千なる茅(カヤ)の意味で名付けられたとか・・ |