Panax japonicus |
別 名 |
チクセツニンジン(竹節人参)名前の由来:根茎がタケの地下茎のように節があることから。 |
分 類 |
多年草、ウコギ科 トチバニンジン属 |
原産・分布 |
北海道、本州、四国、九州に分布。山地の林内に自生する |
特 長 |
チョウセンニンジン(御種人参・おたねにんじん)と同じ仲間。 チョウセンニンジンは根が肥大するのに対して、トチバニンジンは根茎が肥大し、結節がある。
根茎は横にはって、1年毎に1節増えていきます。それがちょうど竹の節のようで「竹節人参(ちくせつにんじん)」とも呼ばれています。 地上茎は単一で、根茎の先から真っ直ぐにのびています。
葉は掌状複葉で、5〜7枚の小葉からなり、小葉の形は卵形から披針形、葉縁は鋸歯状です。 花は葉心からのびた、茎の先に散形花序を形成し、色は淡黄緑色で細く、花弁5、雄しべ5、花柱2となっています。地上部は、朝鮮人参に非常によく似ています。
トチバニンジンの、果実は球形で赤く熟し、先端部に黒い斑点が入るものを、ソウシシヨウトチバニンジンと呼ぶ。トチバニンジンの、根茎を乾燥したものを、生薬で竹節人参といいます。 |
花 期 |
6月〜8月 |
名前の由来 |
トチノキ(栃ノ木)の葉と形が似ていること、根が朝鮮人参に似ていることから。 |