四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ツルニンジン(蔓人参)
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学  名 Codonopsis lanceolata
別  名 ジイソブ(爺蕎)。名前の由来:「そぶ」は長野県木曽地方の方言でそばかすのこと、花の内側の斑点を爺さんのそばかすにたとえた。
分  類 つる性多年草、キキョウ科 ツルニンジン属
原産・分布 北海道から九州に分布。山麓の林下に生える。
特  長 塊根は倒卵状紡錘形、茎はつる状に2〜3m伸び、若い時多少の毛があるが、のちに無毛となる。葉には2型あり、主軸の葉はいちじるしく小さく鱗状、側枝の葉は互生するが、 ふつう3〜4個集まりときに偽輪生する。葉身は長楕円形または長卵形で薄く、先はとがり、基部はくさび形で長さ2〜10cm、ふつうは毛がなく、縁はほぼ全縁、またははっきりしない鋸歯があり、裏面は粉白色をおびる。葉柄は短い。花は 側枝の先から1〜2個下垂する。萼の先は杯形に5裂し、萼裂片は披針形で、長さ20〜30mm、先はとがる。花は側枝の先に下向きにつき、白緑色で内側に紫褐色の斑点がある。花冠は長さ2.5〜3.5cmの広鐘形。根は倒卵状紡錘形で、先端が細 くなる。萼片は長さ2〜2.5cm。さく果は直径2〜2.5cm。種子は淡褐色で光沢はなく、片側に種子よりおおきな翼がある。
【引用:松江の花図鑑】          
花  期 8-10月
名前の由来 つる性植物で、根が朝鮮人参に似ていることから。

撮影 撮影:2012/9/29 撮影:2012/9/7 撮影:2012/9/107
撮影:2012/11/6 撮影:2012/11/6 撮影:2012/10/25 撮影:2011/10/9
撮影:2014/8/27 撮影:2014/8/27 撮影:2014/8/27 撮影:2015/8/27