ウスベニツメクサ(薄紅爪草)
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学  名 Spergularia rubra (L.)J.Presl et C.Presl
別  名
分  類 多年草、ナデシコ科 ウシオツメクサ属
原産・分布 海岸や道端の荒地に生える帰化植物。北半球の温帯全域に自生するが,日本では北海道や本州に帰化している。
特  長 花は天気の悪い日には開かない。全体に白緑色。茎は基部から分枝し、地を這って広がることが多く、先端が立ち上がる。 場所によっては基部から斜上する。 茎の上部は線毛が多く、白緑色。茎の下部は無毛で、赤色を帯び、直径0.3〜0.6o。葉はやや多肉質で2〜4個が房状に対生(偽輪生)し、長さ4〜25oの線形。葉の 長さは変化が多い。葉の腺毛はまばらか又は無毛。托葉は白く、先が鋭 い披針形で、基部もほとんど合着しないのが特徴。花は全体に淡紅色(中心部がやや白くなることもある。)、直径約5o。雄し べは6〜10(普通10又は8)個。花柱は3個。萼片は長さ2〜3.2o、腺毛が多い。刮ハは長さ3.5〜5o、萼の長 さの1〜1.2倍。種子は長さ0.4〜0.6o、赤褐色〜暗褐色、周囲だけに円柱形の突起がある。 よく似たウシオハナツメクサやウシオツメクサと識別するには,花弁の色が重要。ほかの2種は淡紅色の花弁をもつものでも,花弁の基部に白いと ころがあるが,ウスベニツメクサは基部まで均一な淡 紅色なので,識別できる。
【引用:三河の植物観察】
花  期 5-8月
名前の由来

撮影:2014/5/24 撮影:2014/5/24 撮影:2014/5/24 撮影:2014/5/24