四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ワサビ(山葵)
HOME   BACK

学  名 Wasabia japonica
別  名 本わさび、沢山葵。
分  類 多年草、アブラナ科 ワサビ属
原産・分布 日本原産。北海道~九州に分布。深山の谷沿いに自生する。
特  長 山地の渓流や湿地で生育し、春に4弁の白い小花を咲かせる。根茎や葉は食用。強い刺激性の ある香味を持つため薬味や調味料として使われる。加工品はセイヨウワサビと区別するため本わさびと呼ぶこともある。茎は直立し、高さ20〜40cm。根生葉は長柄があり 、葉身は直径6〜12cmの円形で、基部は心形、波状の鋸歯があり、表面には光沢があり、越冬する。短い総状の花序に、白色の4弁花をつける。各花柄の基部には小さい葉 状苞がつく。花弁は倒卵形で長さ約6mm、基部は爪状。雄しべは6個、葯は黄色。長角果は数珠状にくびれ、長さ1.5〜1.8mm。
花  期 3~5月
名前の由来 深山に生え、銭葵(ぜにあおい)の葉に似ていることから山葵(やまあおい)の名が生まれ、のちに和佐比の名前(漢名)がついた。

撮影:2014/4/17 撮影:2014/4/17 撮影:2014/4/17 撮影:2015/4/8
撮影:2015/2/28 撮影:2015/3/30 撮影:2015/4/13 撮影:2016/3/31