四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ワチガイソウ(輪違草)
HOME  BACK

学  名 Pseudostellaria heterantha (Maxim.) Pax
別  名
分  類 小型の多年草、ナデシコ科 ワチガイソウ属
原産・分布 在来種 福島県以南の本州、四国、九州
特  長 細い地下茎があり、疎な群落を作る。岡山県では脊梁地帯のブナ林などの山道沿い、渓流のそばなどに生育する。茎は直立して枝分かれせず、片側に毛の列がある。下部の葉は卵状披針形で先はとがり、対生する葉の間隔は狭い。上部の葉は細長くなり、倒披針形。葉の表面には毛が散生する。上部の葉腋から細い花柄を出して先端に1つの白色花をつける。花弁は薄く、長さ6mmほど。雄しべは10本で、黒い葯がアクセントになっている。
学名はハコベもどきの意味であり、ハコベの仲間に良く似ているし、上部の葉からはアカネ科の植物を連想する。花が咲いていない時期には、わかりにくい植物である。茎が枝分かれしないことがポイント。
花  期 4月から6月
名前の由来

撮影: 撮影: 撮影: 撮影: