四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ヤブラン(薮蘭)
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学  名 Liriope muscari
別  名 リリオペ、サマームスカリ
分  類 多年草、ユリ科 ヤブラン属
原産・分布 日本全土に分布。山野の林内で樹木の下草として自生する。
特  長 多数の葉が群がり大きな株になる。根は連珠状、葉は根生し、草丈は30 - 60cm ほどになる。葉は濃緑色で線形、厚くて 光沢があり、長さは30 - 60 cm、幅は7 - 12mm と細長くて、7 - 11本の葉脈があり、先は垂れる。開花期は夏から秋(7 - 10月ころ)。株の葉の間から多数の花茎が立ち上がり、高さ は30 - 50 cmになり、花茎上に長さ8 - 12 cmの穂状花序を形成して、多数の淡紫色の小さな花を密につけて咲かせる。花の花被片は楕円形で6枚、雄しべは6本、雌しべは1本からなる。 子房は平たい円盤状で花の上から見え、1花柱があり、花柱の先端は裂けていない。子房の中には6つの胚珠が入っている。やがて秋には直径5 mmほどの球形の種子を露出して付け、光 沢があって、まるで果実のように見え、熟すと緑色から黒紫色へ変わり目立つようになる。ヤブランの果実は皮が早く落ちて、種子がむき出しになる変わった性質を持っている。種子は、 1つの花(子房)から普通2 - 4個ぐらいがかたまって育つ。
【引用:ウイキペディア】
花  期 夏から秋
名前の由来 やぶに生え、葉の形がランに似ていることから。

撮影:2012/8/5 撮影: 撮影:2012/2/13 撮影:2012/2/20
撮影:2012/8/5 撮影:2012/8/5 撮影:2012/9/11 撮影:2012/11/20