四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
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学  名 Campanula punctata Var.hondoensis
別  名 チョウチンバナ(提灯花)
分  類 多年草、キキョウ科 ホタルブクロ属
原産・分布 日本固有種。。本州東北地方南部から近畿地方東部に分布。山野、丘陵に生える。
特  長  茎には粗い毛が生え、根生葉は花期には枯れてなくなる。根生葉は基部が円形〜心形、 葉柄は長く、 毛があり、翼がない。茎葉は互生し、長さ5〜8p、幅1.5〜4p、葉柄に翼がある。花冠は長さ4〜5pの鐘形、先が浅く5裂し、濃赤紫色〜白色、内面に 斑点があり、長毛がある。萼筒の先は5裂し、波打ち、湾入部分が膨らみ、付属体は無い。雄しべ5個は花冠と離生し、花糸の基部は倒台形、有毛で、基部に蜜を溜め る隙間がある。雄しべ先熟であり、蕾のうちに花粉が出て、花柱につく。花柱に付着した花粉が無くなった頃、雌しべの柱頭が3裂して開き、虫が運んできた花粉を受 粉する。果実は刮ハ。種子には狭い翼がある。白花品はシロバナヤマホタルブクロ という。ホタルブクロは萼裂片が長く、裂片の間の湾入部 分に、反転した付属体がつき 、萼裂片や付属体の縁に毛が目立つ。
【引用:三河の植物観察】
花  期 6-7月
名前の由来 子供が花の中にホタルを入れて遊んだから、又、筒形の花を提灯に見立て 火垂(ホタル)をあてた、などの諸説あります。

撮影:2014/6/30 撮影:2014/6/30 撮影:2014/6/30 撮影:2014/6/30
撮影:2014/7/6 撮影:2014/7/6 撮影:2015/6/1 撮影:2015/6/6