学 名 |
Dioscorea japonica |
別 名 |
ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)、ヤマイモ(山芋) |
分 類 |
多年生つる植物、ヤマノイモ科 ヤマノイモ属 |
原産・分布 |
日本原産。北海道南西部から本州・四国・九州・沖縄に分布 |
特 長 |
雌雄異株。円柱状多肉質の長大な根が縦にのび、その中味は白く柔らかで粘りけがあります(トロロイモ)。 茎は春から 蔓状に数メートル以上にのびて他の植物
などにまといつき成長します。葉は対生、形は心臓形披針形で先は尖り、長さ5〜10センチ、葉縁は全縁です。葉腋 には珠芽(むかご)(種子で はないが、繁殖できる器官)をつけます。ヤマノイモの花は夏に、雄
花は葉腋から直上する3〜5本の軸に穂状花序につき、花被片6、白色で形は楕円形をしています。雄しべは6。雌
花は葉腋から垂れた軸に長い穂状花序につきます。花被片は6、形は広楕円形をしていて、長さは1ミリ程です。果実はサク果、長さ15ミリ、巾25〜28ミリ程度、種子は扁平円形
です。ヤマノイモの根を乾燥したものが生薬の山薬で、強壮、強精薬として胃を丈夫にして、精力をつける効き目があります。
【引用:イー薬草・ドットコム】 |
花 期 |
7-8月 |
名前の由来 |
里で採れるサトイモに対して、山に自生するイモの意。 |