学 名 |
Aster yomena var. yomena |
別 名 |
|
分 類 |
キク科シオン属の多年草 |
原産・分布 |
日本の本州(中部地方以西)、四国、九州に分布する。中国には一部で帰化しているらしい。道端やあぜ道、土手などに群生している
。ごく普通の植物であるが、山間でも見かける。やや湿ったところを好む。 |
特 徴 |
一般に野菊とよばれる植物のひとつで、秋に薄紫か白い菊の花をつける。ただし、よく似た姿のキク類は他にもいくつかあり、一般には それらをまとめてヨメナと呼んでいることが多い。地下茎があり、小さな群落を作る。芽立ちのころは、茎の基部が赤色を帯びている。茎は高さ50
- 100センチメートル (cm) 位になり、上の方で枝分かれして、小 さな茂みを作る。葉・茎とも毛は生えていない。葉は卵状楕円形で、葉の縁には浅くて大きな鋸歯がある。色は深緑で、つやがあまりない。夏から秋にかけて、分枝した茎の先端に薄紫色の花をつける。花茎は基
部で少し枝分かれする。花はいわゆる野菊の花である。外側にはサジ型の白い舌状花が並び、内側には黄色い管状花が密生する。花が落ちるとあとには種子(実際は果実)が並んでいるのが見える。種子にはタンポポ
のような冠毛は全くなく、タイルが並んでいるような外見となる。ヨメナの染色体数は2n=63で、これは中国から九州に入ったオオユウガギク(2n=72)と南から侵入したコヨメナ(2n=54)の交配で生まれたと考えられている。
【引用:ウイキペディア】 |
花 期 |
7〜10月 |
名前の由来 |
嫁菜とも夜目菜とも言われ、はっきりしない。一説には、美しく優しげな花を咲かせるため「嫁」の名がつくといわれている。 |