四季の山野草(野草、高山植物、薬草、雑草、野菜)
ヨウシュハッカ(洋種薄荷)
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学  名 Mentha arvensis
別  名 セイヨウハッカ。ペハーミント(英名)
分  類 多年草、シソ科 ハッカ属
原産・分布 ヨーロッパ、アジアの中央〜西部、インド、ネパール原産。明治時代に移入。日本全土に分布。草地、やや湿った場所に生える。
特  長 ハーブとして家庭用に栽培されてきた。逸出したものが全国的に野生化している。草丈は30cmから100cmくらいである。 葉は楕円形な いし卵形で、向かい合って生える(対生)。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は7月から9月である。淡い紫色の花を穂状につけるか輪生させる。花冠は唇形で、雄しべ 4本と雌しべ1本がある。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。葉を摘み取って乾燥させたものをハーブ(薬草)や薬味として使用したり、花を 枝ごと水蒸気蒸留して精油を抽出して香料として利用されてきた。
花  期 7-9月
名前の由来 ヨーロッパ種のハッカの意。

撮影:2012/8/24 撮影:2012/8/24 撮影:2012/8/24 撮影:2012/9/11