ヒトリガ(灯取蛾)
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学  名 Arctia caja phaeosoma
分  類 ヒトリガ科 ヒトリガ亜科
発生時期 8〜9月
分  布 北海道,本州
幼虫の食草 多食性でクワ科(クワ),スグリ科(スグリ),アサ科(アサ),レンプクソウ科(ニワトコ),オオバコ科(オオバコ)など様々な植物の葉を食べる。
特  徴 鮮やかな色彩をしたヒトリガの一種。 前翅の地色は黒色で白色の帯状の斑紋がある。斑紋の形状は個体差が激しい。 後翅は橙赤色で青色の光沢がある円形の黒紋が複数ある。 晩夏から秋口にかけて出現し、標高が高いほど出現は遅れる。 本州では夜半過ぎから活動する傾向があるようだ。成虫の口吻は退化して後食することはない。 幼虫は黒〜茶色の毛むくじゃらの毛虫でクマケムシと呼ばれ、よく歩き回り道路などを横断することが多い。 国内の個体は日本産亜種で、海外では朝鮮半島〜ヨーロッパ,北アメリカに分布している。

 
撮影:2015/9/18 撮影:2015/9/13 撮影:20149/13 幼虫;2016/5/5