コミスジ(小三條)
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学  名 Neptis sappho
分  類 タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科
発生時期 4-10月
分  布 北海道,本州,四国,九州
幼虫の食草 クズ、フジなどのマメ科植物
特  徴 成虫の前翅長は 23-31mm。翅は横長で黒褐色をしており、白帯が前翅に1本、後翅に2本斜めに走る。翅を開くとこれらの帯模様が「三」字に見える。 この帯模様以外にも、前翅のやや外側には横長の白斑が並ぶ。翅裏も同じ模様だが、地色は明るい茶色になる。また、体には緑色の毛が生える。成虫は4月から11月まで長期間見られ、その間に1-4回発生する。低地や丘陵地の 森林周辺に多く、郊外の住宅地でも見られる。色彩斑紋は雌雄で大差ないが、雌は翅形が丸みをおび、雄は後翅表面前縁部に光沢を持つやや広い灰白色部がある。

若齢幼虫 終齢幼虫