オオスカシバ(大透翅)
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学  名 Cephonodes hylas
分  類 スズメガ科
発生時期 幼虫の食草
分  布 本州以南に分布
幼虫の食草 クチナシの葉
特  徴 成虫は年に1 - 2回、夏に発生する。スズメガの多くは夜に活動するが、オオスカシバは昼に活動するので人の目につきやすい。様々な花を訪れ、 ホバリングしながら蜜を吸う。成長した幼虫は地表に降り、落ち葉などをつづって荒い繭を作り、蛹になる。冬は蛹で越冬する。体の背中側は黄緑色で、腹側は白い。腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、その前後に黒い 帯模様もある。また、腹部先端の左右には黒い毛の束がある。和名のとおり翅は透明で、鱗粉がなく、黒い翅脈が走るのが大きな特徴である。羽化した直後には灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、羽ばたくと鱗粉がすぐに 脱落し、透明な翅になってしまう。

撮影: 撮影: 撮影: 撮影:
若齢幼虫 終齢幼虫