身近な野鳥 水辺の鳥・森林の鳥・草地の鳥
エゾビタキ(蝦夷鶲)
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分  類 スズメ目 ヒタキ科 サメビタキ属
学  名 Muscicapa griseisticta 英  名 Grey-streaked Flycatcher
生 活 型 渡りの時期は、平地から山地のやや開けた明るい林に生息する。市街地の公園でも観察されることがある。 分  布 夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する。 日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来する。
全  長 全長約15 cm[2]、翼開長は約26 cm[3]。 飛  形
くちばし 尾  羽
生息環境 低山や平地の林で見られる。市街地でも見られる
鳴 き 声 地鳴きは「ツィー」
雌雄識別  雌雄同色
特記事項 スズメより少し小さく、サメビタキ、コサメビタキよりも一回り大きい。雌雄同色である。背面は灰褐色、腹面は白い体羽で覆われる。 腹面には暗褐色の縦縞が明瞭にならぶ。尾は背面よりやや暗色。翼は黒褐色でサメビタキやコサメビタキと比べると長く、翼の端は尾の半分程度まで達する。眼の周囲の羽毛はやや汚れた白色。足は黒褐色。食性 は主に動物食で、昆虫類等を食べる。樹先等に止まり、飛翔している昆虫目掛けて飛翔し捕食する。また、秋の渡りの時はミズキの実を食べたりもする。 繁殖形態は卵生。

 
撮影:2014/5/29 撮影:2014/5/29 撮影:2014/5/29 撮影: