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ゴジュウカラ(五十雀)
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分  類 スズメ目 ゴジュウカラ科 ゴジュウカラ属
学  名 Sitta europaear 英  名 Eurasian Nuthatch
生 活 型 日本には3亜種が周年生息する。九州から北海道にかけて分布するが、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動する。 分  布 寒帯と山岳地帯を除くユーラシアに広く分布する。
全  長 13.5cm 飛  形 波状飛行
くちばし 細くやや上にそる 尾  羽 短めの凹尾
生息環境 平地から山地にかけての落葉広葉樹林に生息する。
鳴 き 声 さえずりはフィフィフィフィフィ  地鳴きはピョッピョッピョッ
雌雄識別  雌雄同色 オスは下面が黄褐色で下尾筒が橙色
特記事項 尾羽は短い。嘴から眼を通り側頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入る。嘴は黒色で、足は肉褐色。 木の幹に 垂直にとまり、頭部を下にして幹を回りながら降りる習性がある。食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子などを食べる。夏季は昆虫類、冬季は種子等を主に食べる。樹皮の隙間にいる獲物を探したり、逆に樹皮の隙間に食物を蓄えるこ ともある。繁殖形態は卵生。樹洞やキツツキの古巣に樹皮を敷き営巣する。巣穴の入り口や内壁、隙間に泥を塗る習性がある。日本では3-6月に1回に5-7個の卵を産む。メスのみ が抱卵を行い、抱卵期間は18-20日。雛は孵化してから20-25日で巣立つ。繁殖期にはつがいで縄張りを持つ。非繁殖期は、シジュウカラなどの他のカラ類やコゲラと混群を形成す ることがある。

ゴジュウガラ ゴジュウガラ ゴジュウガラ
撮影:2013/2/22 撮影:2013/2/22 撮影:2013/2/23 撮影: