分 類 |
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属 |
学 名 |
Emberiza fucata |
英 名 |
Chestnut-eared bunting |
分 布 |
中国北東部および南部やヒマラヤ山脈西部、シベリア南東部、モンゴルで繁殖し、北方のものは朝鮮半島南部から中
国南部やインドシナ北部に渡り越冬する。日本では夏季に北海道、本州北部の高地や平地、本州中部以南の高地で繁殖するとされていたが、近年、山口県では海岸近くの低地での繁殖が確認され、また秋吉台
でも繁殖している。冬季は本州西部、四国、九州で越冬する(留鳥)。 |
全 長 |
全長15-16.5cm。体重19-26g。 |
飛 形 |
|
くちばし |
|
尾 羽 |
|
生息環境 |
平地から山地の草原や河川敷、農耕地に生息する。非繁殖期には単独か小規模な群れを形成して生活する。 |
鳴き声 |
「チッ」 |
特記事項 |
雌はオスよりやや地味で、冬羽は灰色味がなくなる。食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子等を食べる。主に地上で採餌する
。繁殖形態は卵生。日本での繁殖期は5-7月で、藪や低木の樹上に枯れ草を束ねたお椀状の巣を作る。1回に3-6個の卵を産む。抱卵期間は約12日で、雌が抱卵する。雛は約12日で巣立ちする。 |