分 類 |
チドリ目−シギ科 |
学 名 |
Actitis hypoleucos |
英 名 |
Common Sandpiper |
分 布 |
夏季にユーラシア大陸の温帯域、亜寒帯域で繁殖し、冬季(北半球の)はアフリカ大陸やオーストラリア大陸、ユーラシア大陸南部などへ南下し越冬する。
日本では九州以北に周年生息する留鳥であるが、本州中部地方以北では冬季になると越冬のため南下する夏鳥である。 |
全 長 |
全長20cm。翼長29cm。翼開張38-41cm。 |
飛 形 |
直線飛行 |
くちばし |
長く真っ直ぐ |
尾 羽 |
短い円尾 |
生息環境 |
主に河川、湖沼、水田などに生息する。非繁殖期には干潟や岩礁海岸にも生息する。 |
鳴 き 声 |
ツィリリー |
雌雄識別 |
雌雄同色 |
特記事項 |
食性は動物食で、主にユスリカやトンボ、ハエなどの昆虫を食べるが、魚類、甲殻類、軟体動物も食べる。 獲物は水辺を徘徊したり泳ぎながら捕食する。繁殖形態は卵生。非繁殖期は単独で行動するが、繁殖期にはつがいで行動する。水辺の草原にある植物の根元などに浅い窪みを掘り枯
草などを敷いた巣に、1回に3-5個(主に4個)の卵を産む。雌雄交代またはメスのみが抱卵し、抱卵期間は21-23日。雛は孵化してから26-28日で飛翔できるようになる。
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