分 類 |
分 類 |
学 名 |
Prunella collaris |
英 名 |
Alpine accentor |
分 布 |
イギリス、インド、スイス、韓国、中国、日本、ネパール、ロシアなど。冬季には南下したり、標高の低い場所へ移動する。 日本では北海道と本州中部以北に
亜種イワヒバリが周年生息する(留鳥)。繁殖地では岩場や残雪、草地などを歩き回る。樹木に止まることはあまりない。 |
形 態 |
全長18cm。体重32-46g。上半身の羽毛は灰色。咽頭部には白い斑点が入る。下半身の羽毛は赤褐色。翼の羽毛は黒褐色で雨覆の先端部の羽毛が白く、静止時には白い2対の縞模様に見える。 |
生 態 |
高山帯、高木限界より標高の高いハイマツ林や岩場に生息する。非繁殖期には小群を形成することが多い。
食性は雑食で、夏季は昆虫類や節足動物、冬季は種子等を食べる。繁殖形態は卵生で、岩の隙間に枯草や苔等を組み合わせたお椀状の巣を作り日本では6-7月に1回に3-4個の水色の卵を産む。
多夫多妻制で、繁殖期になるとオスとメスそれぞれ数羽からなる小規模な群れを形成し、群れの中で複数の異性と交尾を行う。鳥類には珍しく雌が求愛行動を行う。雌雄とも抱卵を行い、抱卵期
間は15日程。雛は約16日で巣立ちする。 |
生息環境 |
分 類 |
鳴 き 声 |
繁殖期には雄は、「チョッチョッチリリリ」と繰り返しながら岩角でさえずり、時折さえずり飛翔を行う。 |
雌雄識別 |
雌雄が同じ体色 |
特記事項 |
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