分 類 |
カモ目カモ科ハクチョウ属 |
学 名 |
Cygnus olor |
英 名 |
Mute Swan |
分 布 |
ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息する。繁殖のためをする。中国東部や朝鮮半島で越冬する個体もあり、
1933年11月には日本の伊豆諸島八丈島で迷鳥としての記録がある。日本列島では北海道から九州まで各地で記録があり、定着している地域もある。他にも北アメリカ東部、南アフリカ、オーストラリア、ニュージ
ーランドなど世界各地に移入されている。 |
全 長 |
150cm |
飛 形 |
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くちばし |
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尾 羽 |
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生息環境 |
1952年に飼い鳥として、ヨーロッパから移入したものが公園や動物園などで飼育された。
マコモなどの植物を食べ、日本では水稲の食害が発生している。餌付けされている個体もいる。水辺にヨシや水草を積み重ねて大きな巣を作る。産卵数は5〜7個程度で、メスが抱卵する |
鳴 き 声 |
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雌雄識別 |
雌雄同色 |
特記事項 |
全身白色の大型の水鳥である。扁平なくちばしはオレンジ色で、くちばし上部の付け根に黒いコブのよう
な裸出部があり、名前の由来になっている。ヒナの羽毛(幼綿羽とその後に生える幼羽)は灰色のことが多いが、白色の個体もいる。この羽色の変異は、一部に信じられているように性別による羽色の差異では
なく、遺伝的多型で、雌雄にかかわらず、同じ親から白色型も灰色型も生まれる可能性がある。くちばし上部の付け根に黒いコブのような裸出部があり、名前の由来になっている。 |