分 類 |
コウノトリ目 コウノトリ科 コウノトリ属 |
学 名 |
Ciconia boyciana |
英 名 |
Japanese white stork |
分 布 |
日本、韓国、中華人民共和国、中華民国(台湾)、朝鮮民主主義人民共和国、ロシア南東部。日本では、留鳥/旅鳥 |
全 長 |
全長110 - 115cm。翼長58 - 67cm。翼開長195cm。 |
飛 形 |
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くちばし |
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尾 羽 |
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生息環境 |
東アジアの河川・湖沼、広い水田、草地に生息。 |
鳴 き 声 |
雛はイメージ通り「ピヨピヨ」と鳴きますがコウノトリは成鳥になると鳴かなくなります。その代わりにく
ちばしを「カタカタカタカタ」と激しく打ち鳴らす『クラッタリング』という方法で仲間とコミュニケーションを取ります。 |
雌雄識別 |
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特記事項 |
国の天然記念物。全身ほぼ白色で、風切羽が黒色。飛行した時には白黒がはっきりします。くちばしは太めで
長く、黒色。足は暗赤色。目の回りに赤色があります。鳴き声を出さず、くちばしを叩き合せてカタカタカタ・・・と音を出して互いの意思の疎通をはかっています。はばたき飛行の他、
はばたかずに上昇気流を利用して高く上がったり、遠方へ飛ぶこともよくおこないます。大木の樹上や高い建物、鉄塔などに枝を集めて巣をつくります。食べ物は、水辺で魚類、カエル類
など両生類、ザリガニなど甲殻類、貝類などの他、ネズミ類、小鳥の雛なども食べています。広い水田、河川、沼地などに生息します。アジア東部、中緯度の温帯あたりに分布しています
。日本ではほぼ全国から記録はありましたが、日本で繁殖していたものは、1970年代に絶滅しています。現在は、稀に大陸から迷行してくる他、兵庫県豊岡市で人工繁殖させたものを同平
野に野外放鳥しており、繁殖するものも出てきています。 |