身近な野鳥 水辺の鳥・森林の鳥・草地の鳥
マナヅル(真鶴、真名鶴)
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分  類 ツル科 ツル属
学  名 Grus vipio 英  名 White-necked crane
分  布 大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、モンゴル、ロシア南東部夏季に中華人民共和国北東部・モンゴル北東部・アムール川およびウスリー川流域・ ハンカ湖で繁殖し、冬季になると日本・朝鮮半島中部の鉄原および板門店(東部個体群)、長江下流域・洞庭湖・鄱陽湖(西部個体群)ヘ南下し越冬する。日本では主に出水平野に越冬のため飛来(冬鳥)する。
形  態 全長120 - 153cm。全身は灰色や暗灰色。頭頂から後頸、頸部基部にかけて白い。嘴基部は黒い剛毛で被われる個体もいる。 耳孔を被う羽毛(耳羽)は暗灰色。耳孔後方から側頸、前頸、下面にかけての羽衣は暗灰色や濃灰色。雨覆は灰白色。初列風切や次列風切の羽先は黒い。三列風切は長く、色彩は白。眼の周囲から嘴基部にかけ て羽毛が無く、赤い皮膚が裸出する。虹彩は橙色や橙黄色。嘴は黄緑色や暗黄緑色。後肢は淡赤色や暗赤色。気管は胸骨(竜骨突起)の間を曲がりくねる。幼鳥は頭部や頸部が褐色で、雨覆も褐色みをおびる。
生  態 湖や河川の周辺にある開けた湿原や低地の草原などで繁殖し、渡りの途中や越冬地では河川や河口・干潟・農耕地にも飛来する。 日本では10月に飛来し、翌2月まで越冬する。田んぼに住み魚類、昆虫、カエル、スゲ類や水生植物の地下茎や根、植物の種子などを食べる。農耕地では穀物や種子を食べる。繁殖形態は卵生。湿原にスゲ・アシなどを 組み合わせた巣を作る。5月に卵を産む。産卵数は2個。雌雄交代で抱卵し、飼育下での抱卵日数は30 - 33日。生後2 - 3年で性成熟する。
鳴 き 声 クェー、クェー」とさえずり、縄張りの宣言や求愛を行います。 警戒を伝えたり仲間同士での連絡を取ったりする際には、「クヮー、クヮー」と地鳴きしますよ。
雌雄識別 雌雄同色
特記事項 【引用:Wikipedia】

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