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ミヤマホオジロ(深山頬白)
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分  類 スズメ目 ホオジロ科
学  名 Emberiza elegans 英  名 Yellow-throated Bunting
分  布 夏季に中華人民共和国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖し、冬季には中華人民共和国南部や日本、台湾へ南下し越冬する。 日本では冬季に基亜種が主に本州中部以西、四国、九州に飛来(冬鳥)する。東日本での越冬数は少ない。広島県(西中国山地)や長崎県(対馬)では繁殖例がある。
全  長 全長が約16 cm、翼開長が約21 cm。 飛  形
くちばし 尾  羽
生息環境 低地や低山帯の樹林、林縁などの藪
鳴 き 声 地鳴きはチッ、チッ、チッ。
雌雄識別 オスは冠羽がより発達する。腹部は白い羽毛で覆われる。眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)や喉は黄色で、嘴の基部から眼を通り後頭部へ 続く黒い筋状の斑紋(過眼線)が 入る。胸部に三角形の黒い斑紋が入る。メスは喉から胸部は淡褐色、腹部は汚白色の羽毛で覆われる。
特記事項 雑食で、種子、昆虫などを食べる。地表で採食を行う。雌雄ともに頭頂の羽毛が伸長する。尾羽の色彩は褐色で、外側の2枚ずつに 白い斑紋が入る。種小名 のelagansは「優雅な」の意。

ミヤマホオジロ ミヤマホオジロ ミヤマホオジロ
撮影:2013/1/17 撮影:2013/1/17 撮影:2013/3/8 撮影:2015/2/13
撮影:2015/2/13 撮影:2015/2/13 撮影:2015/2/13 撮影:2016/1/23