身近な野鳥 水辺の鳥・森林の鳥・草地の鳥
ノビタキ(野鶲)
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分  類 スズメ目ツグミ科ノビタキ属
学  名 Saxicola torquata 英  名 Stonechat
分  布 ユーラシア大陸中部、西部で繁殖し、冬期は南方へ渡る。東南アジア、インド等では周年見ることができる。 日本では夏鳥として、本州中部以北に渡来し繁殖する。本州中部以南では春秋の渡りの時期に見られる。八重山諸島では少数が越冬している。
全  長 13cm 飛  形
くちばし 尾  羽
生息環境 本州では山地の草地に飛来。秋は、冬羽で各地の河川敷や農耕地にも見られる。
鳴 き 声 「ヒーチュ ヒチー」、「チー ピーチョチー」などの声でさえずる。地鳴きは「ヒッ」、「ジャッ ジャッ」など。
雌雄識別
特記事項 成鳥雄の夏羽は、頭部や喉、背中、翼、尾が黒く、頸の両側と腹部は白い。胸は澄色で腰は白く、翼に白斑がある。成鳥雌の夏羽は、 上面が黄褐色で 下面は淡い澄黄色、腹部はやや白みがかっている。腰は淡い澄色で、翼に白斑がある雄よりも小さい。冬羽では雄雌とも全身が澄黄色がかってくるが、雄の頭部や喉は黒褐色である。草の穂先 や灌木などにとまっては移動を繰り返しながら、主に昆虫類を捕食する。

撮影:2013/9/14 撮影:2013/9/14 撮影:2013/9/14 撮影:2013/9/14
撮影:2013/9/14 撮影:2013/10/8