身近な野鳥 水辺の鳥・森林の鳥・草地の鳥
オオジュリン(大寿林)
HOME   BACK

分  類 スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
学  名 Emberiza schoeniclus 英  名 Reed bunting
分  布 北海道(夏鳥)、本州北部(夏鳥)、本州中・南西部(冬鳥)、四国(冬鳥)、九州(冬鳥)、沖縄(冬鳥)
全  長 14.5cm 飛  形
くちばし 尾  羽
生息環境 湿原、草原に生息 冬期は川沿いのヨシ原などに生息。
鳴 き 声 「チィ」「チュチュチュ」「チュイ」など。地鳴きは「チュイーン」。
雌雄識別 オスの夏羽は頭が黒い。頭が黒いのは 生え変わるからではなく、 冬羽の赤褐色の部分が摩耗し、 より内側の黒い部分が表に現れてくるのだという。冬羽は雌雄よく似ており、雌雄の見分けは難しい。見分 け方のポイントは喉。喉が黒い斑紋 で囲まれているのがオスの特徴。
特記事項 食性は雑食で、種子、昆虫類等を食べる。アシ等の茎に縦に止まり、葉の鞘を剥がし中にいる昆 虫 類を捕食する。また地上を跳ね歩きながら餌を採食することもある。繁殖形態は卵生。繁殖期にはつがいで生活し縄張りを形成するが、巣は比較的集中して作られコロニー状に なることもある。草の根元等に枯草等を組み合わせたお椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-5個の卵を産む。雌雄とも抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから10-13日で巣立 つ。

オオジュリン オオジュリン
撮影:2013/4/15 撮影:2013/9/27 撮影:♂夏羽 撮影:2013/9/27
撮影: 撮影: 撮影: ♂夏羽 撮影: