分 類 |
スズメ目−シジュウカラ科 |
学 名 |
Parus major |
英 名 |
Great Tit |
分 布 |
日本を含む東アジア、ロシア極東に分布する。近縁種の通称ヨーロッパシジュウカラ(Parus major)が、ユーラシア中部・
西部・北アフリカに生息する。アムール川流域では2種が交雑なしに共存している。日本では4亜種が留鳥として周年生息する。 |
全 長 |
14-15cm |
飛 形 |
直線飛行 |
くちばし |
先は尖るが基部は広い |
尾 羽 |
角尾 |
生息環境 |
平地から山地の林 公園や庭にもやってくる。 |
鳴 き 声 |
さえずりは「ツーピーツーピー」 地鳴きは「ツーツー」「ジュクジュク」など。 |
雌雄識別 |
雌雄同色。オスは喉から下尾筒にかけての黒い縦線が、メスと比較してより太い。幼鳥はこの黒い線縦が細く不明瞭であり、
また頬および下面に黄色みがある。 |
特記事項 |
スズメに次いでポピュラーな小鳥。上面は青味がかった灰色や黒褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われる。頭頂は黒い羽毛で
覆われ、頬および後頸には白い斑紋が入るが、喉から胸部にかけて黒い斑紋に分断され胸部の明色部とは繋がらない。喉から下尾筒(尾羽基部の下面)にかけて黒い縦線が入る。翼の色彩は灰黒色。大雨覆の先端に
白い斑紋が入り、静止時には左右1本ずつの白い筋模様の翼帯に見える。嘴の色彩は黒い。足の色彩は淡褐色。 |