分 類 | タカ目−タカ科 | ||
学 名 | Milvus migrans | 英 名 | Black Kite |
分 布 | ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸に分布しています。 日本国内では九州から北の地域の非常に広い範囲で留鳥として分布しています。 また、南西諸島でも冬鳥として稀に見られる事があります。 | ||
全 長 | ♂50-53cm ♀53-60cm | 飛 形 | 輪を描きながら帆翔 |
くちばし | かぎ状 | 尾 羽 | たたむと凹尾 飛翔時は三角形 |
生息環境 | 平地から高山の市街地や海岸、漁港など | ||
鳴 き 声 | 「ピーヒョロヒョロヒョロ ピィー、ピッピッ」 | ||
雌雄識別 | 雌雄同色なので大きさしか決め手がない | ||
特記事項 | [飛翔]主に上昇気流を利用して輪を描くように滑空し、羽ばたくことは少ない。視力が非常に優れていると言われ、上空を飛翔しながら餌を探し、 餌を見つけるとその場所に急降下して捕らえる。飛翔中、カラスと争う光景をよく見かけるが、これは、トビとカラスは食物が似ており競合関係にあるためと考えられている。特にカラスは近くにトビがいるだけで 集団でちょっかいを出したり、追い出したりすることもある。[捕食]基本的に腐肉食者であり、動物や魚の死骸を食べるが、カエル、トカゲ、ネズミ、ヘビ、生きた魚などの小動物も捕食する。都市部では生ゴミなども 食べ、公園などで弁当の中身をさらうこともある。餌を確保しやすい場所や上昇気流の発生しやすい場所では多くの個体が飛ぶ姿が見られることがあるが、編隊飛行を行うことは少ない。ねぐらなどでは集団で群れを 作って寝ることもある。海沿いに生息するものは、カモメの群れに混じって餌を取り合うこともある。[営巣]つがい形成の過程は明らかではない。通常、樹上に営巣するが、断崖の地上に営巣することもある。雌は通常2つの卵を産む。 |
撮影:2012/10/8 | 撮影:2012/3/6 | 撮影:2013/3/9 | 撮影:2013/12/13 |
撮影:2014/7/28 | 撮影:2014/1/23 | 撮影:2014/1/23 | 撮影:2014/2/3 |