分 類 |
カモ目カモ科 |
学 名 |
Tadorna tadorna |
英 名 |
Common Shelduck |
分 布 |
ユーラシア大陸の温帯部に広く分布する大型のカモで、日本には冬鳥として渡来するが、特に有明海を中心とした九州北部で渡来数が多く、
「筑紫鴨」の和名もここに由来する。 |
全 長 |
全長58-67cm。翼開長110-133cm。 |
飛 形 |
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くちばし |
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尾 羽 |
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生息環境 |
越冬地では干潟や内湾に生息し、海岸や海面で休息する。通常は小規模な群れで行動しているが、渡りの前には1000羽近くの大群を形成するこ
ともある。繁殖期には海岸や河口、内陸の湖沼などに生息する。 |
鳴 き 声 |
「グエッ、グエッ」と鳴きます。 しかし繁殖期には「アアアアアア」 |
雌雄識別 |
雌雄同色、オスの額にはガチョウと同様にくちばしと一続きになったこぶがあり、特に繁殖期にはこぶが大きくなる。 |
特記事項 |
食性は主に動物食。採餌はおもに干潮時に行い、潮が引いた干潟で地面にくちばしをつけ、振りながら歩く。くちばしに触れた甲殻類や貝類、
藻類を食べる。そのほか小さな魚類や昆虫などの水生動物も食べる。繁殖形態は卵生。繁殖期は4-7月で、地面に掘った穴や樹洞に草や羽毛を敷いて営巣する。産卵数は7-12個で、雌が抱卵する。育雛は雌雄が共同で行う。 |