分 類 |
スズメ目−アトリ科 |
学 名 |
Pyrrhula pyrrhula |
英 名 |
Bullfinch |
分 布 |
ヨーロッパからアジアの北部にかけて広く分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する。日本では、漂鳥または冬鳥として全国に広く分布する。
亜種ウソが本州中部以北の亜高山帯などで繁殖し、冬は九州以北の低地に移動して越冬する。また、亜種アカウソは冬鳥とて飛来し秋から春にかけて滞在する。 |
全 長 |
15.5cm |
飛 形 |
波状飛行 |
くちばし |
短く太い円錐形 |
尾 羽 |
長めの凹尾 |
生息環境 |
繁殖期は山地の針葉樹林に生息し、非繁殖期には低地の林にも生息する。非繁殖期は10羽ほどの小規模の群れを形成する。 |
鳴 き 声 |
囀声は「フィー、フィー」地鳴きは「ヒー」、「フィッ」 |
雌雄識別 |
オスは咽と頬が赤い メスは全体に灰褐色で後頸が灰色 |
特記事項 |
春に木の実や芽(時にはサクラ、ウメ、モモなどの花や蕾などを食べ、繁殖期に昆虫のガの幼虫やクモなどを食べ、秋にはズミや
ナナカマドの果実などを食べる。繁殖期は5-7月で、縄張りをもちつがいで生活する。針葉樹の枝の上に枯れ枝などを使って椀形の巣を作る。1腹4-6個の卵を産む。抱卵期間は12-14日で、雌が抱卵する。雛
は12-18日で巣立ちする。 |