ウソ(鷽)
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分  類 スズメ目−アトリ科
学  名 Pyrrhula pyrrhula 英  名 Bullfinch
分  布 ヨーロッパからアジアの北部にかけて広く分布する。冬季に北方に生息していた個体は南方へ移動する。日本では、漂鳥または冬鳥として全国に広く分布する。 亜種ウソが本州中部以北の亜高山帯などで繁殖し、冬は九州以北の低地に移動して越冬する。また、亜種アカウソは冬鳥とて飛来し秋から春にかけて滞在する。
全  長 15.5cm 飛  形 波状飛行
くちばし 短く太い円錐形 尾  羽 長めの凹尾
生息環境 繁殖期は山地の針葉樹林に生息し、非繁殖期には低地の林にも生息する。非繁殖期は10羽ほどの小規模の群れを形成する。
鳴 き 声 囀声は「フィー、フィー」地鳴きは「ヒー」、「フィッ」
雌雄識別 オスは咽と頬が赤い メスは全体に灰褐色で後頸が灰色
特記事項 春に木の実や芽(時にはサクラ、ウメ、モモなどの花や蕾などを食べ、繁殖期に昆虫のガの幼虫やクモなどを食べ、秋にはズミや ナナカマドの果実などを食べる。繁殖期は5-7月で、縄張りをもちつがいで生活する。針葉樹の枝の上に枯れ枝などを使って椀形の巣を作る。1腹4-6個の卵を産む。抱卵期間は12-14日で、雌が抱卵する。雛 は12-18日で巣立ちする。

ウソ ウソ ウソ ウソ
撮影:2013/2/26 撮影:2013/1/2 撮影:2013/2/26 撮影:2013/2/23
ウソ ウソ
撮影:2013/2/26 撮影:2013/3/23