身近な野鳥 水辺の鳥・森林の鳥・草地の鳥
ヤツガシラ(戴勝、八頭)
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分  類 鳥綱サイチョウ目ヤツガシラ科
学  名 Upupa epops 英  名 Eurasian Hoopoe
生 活 型 平地の開けた草地や農耕地に生息する。食性は主に動物食で、地上を歩きながら昆虫類などを捕食する。繁殖形態は卵生。樹洞や石垣の隙間などに営巣するが、 巣箱を利用することもある。4-6月に5-8卵産む。抱卵日数は16-19日で、20-27日で雛は巣立つ。 分  布 ヨーロッパ南部および中部、アフリカ、南アジアから、東南アジア、中国、沿海州にかけて分布する。北方で繁殖した個体は、冬季南方へ渡る。 日本では、 少数が旅鳥もしくは冬鳥として渡来する。記録は全国からあるが、南西諸島では春の渡りの時期に毎年通過する。秋田県、長野県、広島県では繁殖の記録がある。
全  長 全長約28cm。 飛  形
くちばし くちばしは黒で細長く下に曲がっている。
生息環境 平地の開けた草地や農耕地に生息する。食性は主に動物食で、地上を歩きながら昆虫類などを捕食する。
鳴 き 声
雌雄識別 雌雄同色。
特記事項 頭には広げると扇状になる冠羽があり、橙黄褐色で先は黒い。頭部、上背、胸は橙褐色で、翼と尾は黒褐色と白色の横縞模様。体の下面は白みを帯びる。

撮影: 撮影: 撮影: 撮影: